採用ページを見て頂きありがとうございます
採用ページを見ていただきありがとうございます。
私は文章を書くのがあまり得意ではなく読んでいて、分かりにくかったり退屈だったりするかもしれません。ですが当院で働いてくださるスタッフさんに対して求める思いの丈を全力で書きました。
どうぞ最後までお読みください。
人物重視採用の理由
当院は歯石とりが上手い、他の人より作業が早いなどというテクニックよりもその人がどんな人なのか、どんな考え方なのかという人物重視の採用を最優先に考えています。
過去の経験や実績、学歴などは参考にはしますが二の次です。
それには理由があります。
私の実体験について書きます。
それは私が26歳の時で当時、東京で歯科医院に勤めていた頃のことです。
午前中の診療が終わり、午後の診療が始まった時、急に体がだるくなりました。
寒気がして体も思うように動きません。
そんな中、なんとか気合いで自分を奮い立たせながら仕事をしていました。
しばらくすると両耳の下に激痛が起こりはじめました。
鏡を見ると、顔がパンパンに腫れ、目も充血し、真っ赤になり白目がほとんどありません。
マスクのひもが頬に当たるだけでも激痛でどうしようもないのです。
腫れのせいで口も開きません。熱は41度以上あります。
今まで大きな病気や入院もしたことがありませんので「いったいこれは何なのだろうか。」「何か悪い病気なのだろうか。」とかなり不安になりました。
結局、その日は早退させてもらい、近くの病院にかけこみました。
そこは19時まで診察している病院で、私が病院に着いたのは18時50分でした。
ところが病院に入っても受付には誰もいません。
私は「すみません。お願いします。苦しいんです。」と出ない声を振り絞りさけびました。
すると奥から受付らしき人が出てきました。
そして「受付はもう終了しましたので。」と冷たく言われたのです。
私は「熱も41度あって苦しいので診てもらえませんでしょうか。」とお願いしても、その受付らしき人は「だからもう受付は終了しています。他の病院へ行ってください。」と不機嫌そうに言い放ち睨まれました。
『診療時間はもう10分しかないのになにができるっていうのよ。』
『面倒だから他へ行ってよ。』
そんな気持ちが顔にそっくり表れている。そう感じました。
そして、くやしくて残念な気持ちになりました。
それからその病院を出て、フラフラになりながら無事に救急病院まで行き処置をしていただきました。診断は流行性耳下腺炎。いわゆる『おたふく風邪』でした。大人になって感染すると大変だとは聞いていましたが、想像以上に苦しかったです。
さてここで、自分や自分の家族や大切な人がその様な状態になったと想像してください。
どうでしょうか?
先程、私が初めに行った病院に連れて行こうと思うでしょうか?
さらに、かかりつけの病院にしようと思うでしょうか?
普通なら、もう2度と行かないと考えるんじゃないでしょうか。
ちなみに私はその後、その病院を利用する事はなかったです。
ここで重要なのは、私はその病院で何も診察を受けていません。もしかしたら、すばらしい先生だったのかもしれません。ですが受付であの様な対応をされると、その病院の全てがダメに思われてしまいます。
こういった自分自身の体験もあり、私は人物重視の採用をしています。
「行きたい」と言われる歯科医院を目指しています
そして南庄町こどもおとな歯科クリニックでは来院者の人に対して聴くコミュニケーションを大切にしています。
これは当院の理念や院長紹介なども参照していただきたいですが、歯科医院に限らず病院には多かれ少なかれ不安を持って来院される方がほとんどです。
まずそういう事をスタッフ全員が聴くというスタイルで臨んでほしいのです。
さらにあるアンケートにおいて、口の中にトラブルがあるのを自覚していて、歯科医院に行っていない人が80%もいるというデータも出ています。
歯科に行かない理由に、歯医者は恐い、何をされるんだろう、痛いことをされるという不安な要素があります。少しのことなら、とりあえず我慢して歯医者に行かずに様子を見る人が多いのはそのためだと思います。
ですので今までの足が向きづらいイメージの歯科医院とは違う
明るく、楽しく、子供さんから「行きたい」、小さなお子様を持つお母さんからも「行きたい」
と言われる医院を目指しています。
スタッフが働きやすい環境をつくっていきます
目指しているのはそれだけではありません。
当院で働く事で
『仕事での成長だけでなく、プライベートにおいても人間的に成長した』
『ひとまわり人間的に大きくなった』
と思ってもらいたいですし、久しぶりに会った友人や家族に
と言ってもらえる様になってもらいたいのです。
しかし仕事をしていれば辛いことや嫌なことがあったりもします。
さらに時にはプライベートにおいても嫌なこともあるでしょう。
それを仕事に持ち込むなといっても、人間は機械ではないので、毎日同じテンションを維持するのは難しいと思います。
そこでスタッフ同士が「今日あの子、具合悪そうね。何かあったのかな。」と気づかい、みんなで励まし、助け合い、認め合い、前に向かってがんばるそんなコミュニケーションがとれる医院にしたいと思っています。
そして勤務してくれた人とのご縁を大切にして、長く勤めてもらい、結婚や出産をしても戻って来られるシステムを社会保険労務士と一緒に作っています。その時のライフイベントに合わせた働き方を一緒に相談しながら、仕事を続けていくことができるように考えていきたいと思っています。
前向きな人を募集しています
当院では次の様な人に来ていただきたいと思います。
- 笑顔で元気のある人
多くの来院者は不安を抱えて来院されます。その時に私たちが暗くて、やる気のない対応をすると来院者はさらに不安になります。 - 人の話を聴いたりコミュニケーションが取れる人
何度も出てきますが、当院は聴くコミュニケーションを大切にしています。
いろいろなコミュニケーションスキルはあると思いますが難しく考えずに、目の前にいる患者様の話をニュートラルな状態で聴くことが大切だと考えています。 - チームワークが取れる人
人間関係が悪い所では働くのは嫌になりますし、来院者の人にも必ず伝わります。 - アルバイトの経験がありお金だけでなく、お金以外の働くことの大切さを学んだ人
- 自分以外の人が困っていたら、率先して助けられる人(少しおせっかいな人)
- 人の悪口や陰口を言わない人
- 保育士免許を持っていたり、持っていなくても子供が好きな人
上記以外でもやる気があり、チャレンジしてみたい人、歯科未経験の人、ブランクのある人も歓迎いたします。
ご応募をご遠慮していただいています。
- 他人のミスを笑って、何も助けようとしない人
- 他人のミスや不幸が楽しい人
- 歯科の仕事は誰にでもできて楽そうだと思っている人
- 協調性がない人
- お金さえもらえれば仕事は何だっていいと思っている人
- グチや陰口や悪口を言うことでストレス解消になっている人
- タバコを吸っている人
- 父性が強すぎる人
ぜひ見学にいらしてください
例えば地図アプリなどで場所を予習して行っても、実際に現場に行ってみると自分の想像していたイメージと全然違うという事もあると思います。実際に見ないと分からない部分も多いと思います。
ぜひ一度当院に来られて雰囲気を確かめてください。
もちろん1度の見学だけでなく、2度3度来ていただいて判断していただいてもOKです。
それではご応募お待ちしております。
募集要項・詳細はこちらから